ディープな鳥取ガイド ♭2

WEEK DAY COFFEE ROASTERS ウイークデイ・コーヒー・ロータス

〒680-0847 鳥取県鳥取市天神町67ー2ふそうマンション天神1階 0857ー51ー1778 7:00-16:00 定休日曜 https://www.instagram.com/weekdaycoffeeroasters/?hl=ja

一杯のコーヒーのおいしさに魅せられて

鳥取の河原の西郷地区の公民館で行われた、「西郷祭」で一杯のコーヒーを買ったことがきっかけで、お店に行くようになった。「西郷祭」は、芸術村西郷地区の陶芸作家さんたちを中心とする作品を展示販売するイベントで、毎年定期的に開催されているのでご存知の方も多いかと思います。コーヒーをあまり飲まない私ですが、この時に出店していたコーヒーショップで出会った一杯ののコーヒーが、とても美味しくて印象的だったので、興味を持った。後日、ショップカードを頼りに、お店に出かけて、ミルク入りのコーヒーをテイクアウトした時、ミルクのほのか甘味と、その飲みやすいコーヒーの温度の絶妙さに、コーヒーというものは、なんておいいしいのかと、改めて実感した。昔、東京に住んでいた時に、青山の青山学院大学の近くにとても美味しいコーヒー屋さんがあると紹介されて行ったことがあった。この時、なんと、コーヒーはおいしいものかと思ったことがあったけれど、それ以来の感動だった。今まで、日常的にコーヒーを飲まなかったのは、自分で入れても何故かさして美味しくないし、お店で飲んでも、もう一度頼みたいと思うほど印象的なコーヒーに、その後特に出会わなかったので、インスタントで十分だと思っていた。こちらのコーヒーに出会ってから、もう一度、きちんとコーヒーを淹れる日常を取り入れてみようと、思うに至ったわけです。

焙煎機とルソーの絵のある空間

お店は、アトリエのような、ギャラリーのような、不思議な空間。何故か、豆を買いにお店に出かけるだけで、その空間に身を置くことがすでに、コーヒーをゆっくりと楽しむ目的の半分を達成している感じ。何故だか、とっても寛ぎ感のある、シンプルすぎるほどシンプルだけど落ち着いたお洒落な空間。壁に飾ってある、一枚の絵が印象的だった。コーヒー豆を引いていただいている間、じっと眺めているだけで、その時間そのままが癒しの時間となる。ここで、そのアンリ・ルソーの異国情緒あふれる一枚の絵を目にして、ルソーの画集がどうしても欲しくなり、早速Amazonでその日のうちに購入した。私は、この空間に、時々身を置いて、お洒落な風貌のマスターとコーヒーの入れ方や、保管の仕方などのコーヒーに関する何気ない会話をしながら、数少ない休日のかけがえのない貴重な時間の過ごし方を手に入れた。鳥取市役所からほど近くのエスプレッソメインの直焙煎コーヒーショップ。コーヒーを楽しむグッズも販売しています。コーヒー初心者にも優しくアドバイスしていただけます。

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